厄除けとは?2026年の厄年早見表と厄払いの違い、祈祷料・時期を徹底解説
厄除けとは、災厄を避け、健康や平穏な暮らしを願うために神社やお寺で祈願することです。厄年を迎えた人が受けるものという印象がありますが、厄年に該当しなくても、災難除けや家内安全を願って祈祷を受けられます。2026年(令和8年)も、男性・女性それぞれの厄年を確認し、人生の節目に厄除けを検討する人にとって、年齢の数え方や参拝の時期を知っておくことが大切です。
一方、厄除けと厄払いの違い、神社とお寺の選び方、初穂料・祈祷料の相場、服装、喪中の参拝など、初めてでは判断に迷うことも少なくありません。神社本庁の厄年早見表や神社・寺院の公式案内を踏まえ、2026年の厄年一覧から祈祷の流れ、授かったお守りの扱い方まで、実際の参拝に役立つ情報を整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 厄除けの意味:災厄を避け、無病息災や平穏な暮らしを願う祈願。厄払いとは言葉の使い分けに違いがあるものの、厳密な区別はありません。
- 2026年の厄年:一般的には男性の数え年25歳・42歳・61歳、女性の19歳・33歳・37歳・61歳が本厄。男性42歳、女性33歳は大厄とされます。
- 参拝の時期と費用:年始から節分ごろに受ける慣習がありますが、時期に一律の決まりはありません。祈祷料は寺社によって異なり、神社では5,000円程度から受け付ける例があります。
【基礎知識】厄除けとは?意味と厄払いとの違いを解説
厄除けは、災いや不運を遠ざけ、平穏な生活を送れるよう願う祈願です。厄年に当たる人が受ける厄年祈願のほか、病気や事故を避けたいとき、転職や引っ越しなどの節目に気持ちを整えたいときにも、災難除けや身上安全を願う祈祷が行われています。
神社本庁は、厄年について、体力面や家庭環境、社会的な立場などで転機を迎える時期と説明しています。厄年は単に不幸が起きる年という意味ではなく、生活や健康に気を配り、慎み深く過ごす節目として受け継がれてきた習俗です。
厄除けと厄払いは何が違う?
厄除けと厄払いは、日常ではほぼ同じ意味で使われることが多い言葉です。ただし、言葉のニュアンスには次のような違いがあります。
- 厄除け:災厄が身に降りかからないよう、あらかじめ防ぐことを願う表現。
- 厄払い・厄祓い:厄や災いにつながるものを祓い、清めることを願う表現。
一般的には、厄除けをお寺、厄払いを神社で行うという説明も見られます。しかし、神社でも「厄除け」と呼ぶ祈祷があり、お寺でも「厄払い」という表現が使われることがあります。名称だけで祈願の内容を判断するのは適切ではありません。
実際に申し込む際は、寺社の公式案内に記載された祈願の名称や内容を確認しましょう。「厄除け」「厄年祓」「災難除け」「災厄消除」など、表記が異なっていても、災厄を避けて無事に過ごしたいという願いに対応する場合があります。
厄年はなぜ気にされるのか
厄年の習俗は、人生の節目に注意を払い、無理を避けて暮らすという考え方と結び付いています。仕事や家庭で責任が増えたり、生活環境が変わったりする時期に、自分の健康や暮らしを見直す機会として受け止めることもできます。
ただし、特定の年齢になると必ず災難が増えるという科学的根拠が確立しているわけではありません。厄年は宗教的・文化的な慣習であり、年齢だけを理由に将来の不幸を決め付ける必要はありません。

【2026年最新版】男性・女性の厄年早見表と前厄・本厄・後厄
2026年(令和8年)の厄年は、一般的に数え年で判断します。神社本庁の「厄祓い」の案内に掲載されている令和8年用の早見表を基準にすると、男性の本厄は25歳・42歳・61歳、女性は19歳・33歳・37歳・61歳です。
厄年の年齢は、満年齢ではなく数え年で示されることが一般的です。数え年は生まれたときを1歳とし、元日を迎えるたびに1歳加える数え方です。2026年の厄年を確認するときは、基本的に「2026-生まれた年+1」で計算できます。
例えば、1985年生まれの男性は、2026年に数え年42歳となり、大厄の本厄に当たります。1994年生まれの女性は数え年33歳で、大厄の本厄です。
2026年の厄年早見表
以下は、神社本庁の令和8年用の厄年表を基にまとめた一覧です。年齢は数え年で、生まれ年は西暦で表記しています。地域や寺社によって対象年齢や扱いが異なる場合があるため、実際に祈祷を受ける寺社の案内も確認してください。
| 性別・厄年 | 前厄 | 本厄 | 後厄 |
|---|---|---|---|
| 男性・25歳の厄年 | 24歳・2003年生 | 25歳・2002年生 | 26歳・2001年生 |
| 男性・42歳の大厄 | 41歳・1986年生 | 42歳・1985年生 | 43歳・1984年生 |
| 男性・61歳の厄年 | 60歳・1967年生 | 61歳・1966年生 | 62歳・1965年生 |
| 女性・19歳の厄年 | 18歳・2009年生 | 19歳・2008年生 | 20歳・2007年生 |
| 女性・33歳の大厄 | 32歳・1995年生 | 33歳・1994年生 | 34歳・1993年生 |
| 女性・37歳の厄年 | 36歳・1991年生 | 37歳・1990年生 | 38歳・1989年生 |
| 女性・61歳の厄年 | 60歳・1967年生 | 61歳・1966年生 | 62歳・1965年生 |
前厄・本厄・後厄はそれぞれ何を意味する?
前厄は本厄の前年、本厄は一般に厄年とされる中心の年、後厄は本厄の翌年です。これら3年間を一つの期間として捉え、慎重に過ごす習慣があります。
男性42歳と女性33歳は、大厄として特に意識されてきた年齢です。ただし、大厄だからといって必ず悪いことが起きるわけではありません。年齢や生活環境に応じて、健康管理や安全確認を見直すきっかけにするとよいでしょう。
また、早見表の年齢と実際の満年齢は一致しないことがあります。学年や誕生日を基準にした年齢ではなく、数え年で判断する点に注意してください。節分などを境に厄年を区切る寺社もあるため、早生まれの人や年齢の境目に当たる人は、参拝先の案内を確認すると安心です。
【いつ行く?】厄除けを受ける時期と神社・お寺の選び方
厄除けはいつまでに受けるべき?
厄除けは、年が明けてから節分ごろまでに受けるのが一般的な慣習です。新年を迎えたタイミングで一年の無事を願うため、初詣と合わせて祈祷を受ける人もいます。
一方、神社本庁の案内では、地域の特別な風習がない限り、厄払いをいつまでに受けなければならないという一律の決まりはないとされています。誕生日など、自分にとって区切りのよい日に参拝することも可能です。
2026年10月に厄年だと気付いた場合も、年内の祈祷を受け付けている寺社であれば、今から相談できます。年始や節分を過ぎたからといって、翌年まで待つ必要があるとは限りません。受付時間、予約の要否、祈祷を行う日を公式案内で確認しましょう。
神社とお寺の厄除けにはどんな違いがある?
神社では神道に基づく祈祷、お寺では仏教に基づく祈祷が行われます。どちらを選ぶかについて、全国一律の決まりがあるわけではありません。信仰、地域の慣習、家族の考え方、祈祷の内容などを踏まえて選べます。
神社の祈祷では、神職が祝詞を奏上し、大麻(おおぬさ)などを用いて祓い清める儀式が一般的です。祈願の後に神札やお守りを受けることもあります。
お寺の祈祷では、寺院や宗派によってさまざまな方法が採られます。代表的なものが護摩祈祷です。例えば、川崎大師では、護摩の火を用いる祈祷を通じて、厄除けや災厄消除などを願います。
神社とお寺のどちらが優れているか、どちらのほうが厄除けの効果が高いかを一律に比較することはできません。儀式の内容、祈願料、参拝方法などを確認し、自分が納得して祈願できる場所を選ぶことが大切です。
初めてなら何を基準に選ぶべき?
初めて厄除けを受ける場合は、次の点を確認すると選びやすくなります。
- 自宅の近くにある氏神神社や、家族が普段から参拝している寺社か。
- 厄除けや厄年祓いの祈祷を受け付けているか。
- 予約が必要か、当日受付が可能か。
- 初穂料・祈祷料と、神札やお守りなどの授与品が明示されているか。
- 参拝しやすい場所にあり、無理なくお礼参りにも行けるか。
知名度や規模だけで決める必要はありません。継続して参拝できる場所や、祈祷の内容を理解しやすい場所を選ぶことも、納得のいく厄除けにつながります。

【初穂料はいくら?】厄除けの祈祷の流れと費用の目安
厄除けの初穂料・祈祷料はいくら必要?
神社で厄除けの祈祷を受ける際に納めるお金は、一般に「初穂料」や「玉串料」と呼ばれます。お寺では「祈祷料」「護摩料」などの表記が使われます。名称や金額は寺社ごとに異なり、全国共通の料金設定はありません。
神社の公式案内では、個人の祈祷を5,000円から受け付けている例が多く見られます。例えば、大國魂神社は個人の祈祷を5,000円から、太子堂八幡神社も厄年祓の初穂料を5,000円から案内しています。一方、石岡神社では厄除けの初穂料を10,000円からとしています。
お寺の例では、川崎大師の護摩祈祷料は5,000円、7,000円、10,000円、大護摩は20,000円、特別大護摩は30,000円以上です。これらは各寺社の公式案内に基づく具体例であり、すべての寺社に共通する料金ではありません。
初穂料や祈祷料を納めると、神札、お守り、供物などが授与される場合があります。金額によって神札の大きさや授与品が変わる寺社もあるため、料金だけでなく、祈祷内容と授与品の案内も確認しましょう。
初穂料はどうやって包む?
神社本庁の「初穂料・玉串料のマナー」によると、初穂料は、もともとその年に初めて収穫された稲穂などを神様に供えたことに由来します。現在は金銭をお供えする形が一般的です。
のし袋を用意する場合は、表書きに「初穂料」や「玉串料」と記し、下段に祈祷を受ける人の氏名を書きます。白無地の封筒を受け付ける寺社もあります。袋の種類や記入方法に指定がある場合もあるため、事前に確認すると確実です。
金額が決まっている場合は、その金額を用意します。「お気持ち」と案内されている場合も、迷ったら受付に問い合わせれば、失礼のない納め方を確認できます。
厄除けの祈祷はどんな流れで進む?
神社で祈祷を受ける場合、一般的には次のような順序で進みます。細かな作法は神社によって異なります。
- 事前確認:公式案内で祈祷の受付時間、予約の要否、初穂料を確認する。
- 受付・申し込み:社務所や祈祷受付で申込用紙に氏名、住所、祈願内容などを記入する。
- 初穂料の納付:案内された方法で初穂料を納める。
- 待合・案内:準備が整うまで待ち、神職などの案内で社殿へ進む。
- 祈祷:祝詞の奏上や祓いなど、神社所定の儀式を受ける。
- 授与品の受け取り:神札やお守りなどを受け取り、案内に従って退出する。
神社本庁の「神社でのご祈願」でも、社務所などで申し込みと初穂料の納付を済ませ、神職や巫女の案内で社殿へ進む流れが紹介されています。
お寺の場合は、受付で祈願内容を伝えて祈祷料を納め、僧侶による読経や護摩祈祷などを受けるのが代表的な流れです。儀式の方法は宗派や寺院によって異なるため、参拝先の案内に従ってください。
【服装・お守り・喪中】厄除けで迷いやすいマナーと注意点
厄除けにふさわしい服装は?
厄除けの服装に、すべての神社やお寺で共通する厳格な規定があるわけではありません。ただし、祈祷は神仏の前で行う儀式です。清潔感があり、落ち着いた服装を選ぶと安心です。
- 男性:襟付きのシャツと長ズボン、落ち着いた色のジャケットなど。
- 女性:ブラウスとスラックス、膝が隠れる程度のスカート、落ち着いたデザインのワンピースなど。
- 共通:清潔な靴を履き、肌の露出が多い服装や極端に華美な装いは避ける。
成田山新勝寺の公式案内では、護摩祈祷に際して厳格な服装の決まりはないものの、華美でない服装を勧めています。また、肌の露出が多い服装や素足での入堂を断る場合があるとしています。
このように、服装の扱いは寺社によって異なります。スーツでなければ受けられないというわけではありませんが、短パンや露出の多い服装、サンダルなどは避け、参拝先の案内を確認しましょう。
厄除けのお守りはいつまで持つ?返納方法は?
厄除けのお守りは、災厄を避けたいという願いを込めて身に着けたり、日常的に持ち歩いたりするものです。財布やバッグに入れる、普段使う場所に置くなど、授与された際の説明に従って大切に扱います。
神社本庁の公式FAQでは、お神札やお守りは1年ごとに新しく受けることが勧められています。前年のお神札やお守りは、受けた神社に納めるのが基本です。遠方などで返納が難しい場合は、近くの神社に相談する方法もあります。
ただし、厄年が終わった瞬間にお守りの意味がなくなるという一律の決まりがあるわけではありません。授与元の案内に従い、感謝の気持ちを持って返納するとよいでしょう。お寺で授かったお札やお守りは、可能であれば授与された寺院に相談してください。
厄除けは喪中でも受けられる?
喪中と忌中は、同じ意味ではありません。神道では、身内が亡くなった後の「忌」の期間は、一般的に五十日祭までとされます。神社本庁は、特別な地域の慣例がなければ、忌の期間である50日を過ぎれば、原則として神社への参拝を再開して差し支えないと案内しています。
一方、忌中は神社への参拝を控えるのが一般的な考え方です。神社本庁は、やむを得ない場合にはお祓いを受けてから参拝する方法にも触れていますが、実際の対応は神社や地域の慣習によって異なります。
したがって、喪中だから一年間必ず厄除けを受けられない、というわけではありません。忌中に当たる場合は、祈祷を急ぐ事情がなければ忌明け後に日程を調整する方法があります。どうしても年内に受けたい場合は、参拝予定の神社へ事前に相談しましょう。
お寺への参拝は、神社の神道上の忌中と同じ基準で一律に制限されるわけではありません。ただし、寺院の宗派や法要、家族の慣習なども関係するため、迷う場合は寺院に確認するのが確実です。

【プロの結論】厄除けの効果と考え方、受けるべき人の判断基準
厄除けを受ければ災難は防げるのか
厄除けの効果については、宗教的な信仰と、客観的に検証できる事実を分けて考える必要があります。神社やお寺での祈祷は、神仏の加護を願い、気持ちを整えるための宗教的な行為です。一方、祈祷を受ければ事故や病気が必ず防げると科学的に証明されているわけではありません。
厄年に不運が重なったとしても、それが厄年だから起きたと断定することはできません。逆に、厄除けを受けた後に平穏な一年を過ごせたとしても、祈祷だけがその原因だったと断定することもできません。
厄除けを受ける価値は、必ずしも災難を完全に防げるかどうかだけで決まるものではありません。節目に神仏へ祈り、健康や生活を振り返り、今後の行動を整える機会として捉えることもできます。
厄除けを受けるか迷ったときの判断基準
厄除けを受けることが自分に合っている人には、例えば次のような人が挙げられます。
- 厄年を迎え、気持ちを切り替えて一年を始めたい人。
- 家族や地域の慣習を大切にし、節目の祈願を行いたい人。
- 転職や引っ越しなどの機会に、健康や安全への意識を高めたい人。
- 神社やお寺への参拝を通じて、気持ちを落ち着けたい人。
一方、厄除けを受けなければ必ず不幸になると考え、過度な不安を感じている人は、厄年の意味を必要以上に重く受け止めないことも大切です。祈祷料についても、生活費を圧迫してまで高額な祈祷を申し込む必要はありません。寺社が案内する料金や祈願内容を確認し、無理のない範囲で選びましょう。
また、厄年を理由に健康診断を先延ばしにしたり、事故防止のための対策を怠ったりするのは本末転倒です。体調に不安がある場合は医療機関へ相談し、交通安全や防災など、日常でできる対策も併せて実践することが重要です。
厄除けは、将来の災難を確実に予言するものでも、あらゆる問題を解決する手段でもありません。祈願と日々の行動を両立させることが、厄年を落ち着いて過ごすための現実的な考え方です。
【厄除けとは】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年に厄年だと気付いた場合、年末までに厄除けを受けるべきですか?
A1:必ず年末までに受けなければならないという全国共通の決まりはありません。2026年10月時点でも、年内の祈祷を受け付けている寺社であれば申し込めます。受付日や予約方法を確認し、自分の都合に合わせて参拝日を決めましょう。
Q2:喪中や忌中でも厄除けはできますか?
A2:喪中と忌中を分けて考える必要があります。神社では一般的に忌中の参拝を控え、忌明け後に参拝する考え方があります。神社本庁は、特別な慣例がない場合、五十日祭を迎えて忌が明ければ原則として参拝を再開できると案内しています。地域や寺社によって扱いが異なるため、心配な場合は事前に相談してください。
Q3:厄除けを受ければ、事故や病気などの災難を防げますか?
A3:祈祷は、神仏の加護を願い、平穏な暮らしを祈る宗教的な行為です。事故や病気を必ず防げると科学的に証明されているわけではありません。祈願を気持ちの節目としながら、健康管理や安全対策など、日常でできる備えも続けることが大切です。
まとめ:2026年の厄除けは自分に合った時期と寺社を選ぼう
厄除けとは、災厄を避け、無病息災や平穏な暮らしを願う祈願です。厄払いとは言葉のニュアンスに違いがありますが、実際の使い分けは寺社によって異なります。神社とお寺のどちらを選んでも、祈願の内容や作法を理解したうえで参拝することが大切です。
2026年の厄年は、一般的に男性が数え年25歳・42歳・61歳、女性が19歳・33歳・37歳・61歳です。前厄・本厄・後厄の区分や大厄の年齢を確認するときは、数え年で計算し、参拝先の早見表も併せて確認しましょう。
厄除けは年始から節分ごろに受ける慣習がありますが、その時期を過ぎても祈祷を受け付ける寺社はあります。初穂料・祈祷料は寺社によって異なり、服装や予約、喪中の参拝についても個別の案内を確認することが必要です。
厄年だからといって、必ず災難が起きるわけではありません。厄除けを不安に振り回される理由にするのではなく、健康や暮らしを見直す機会として活用し、日々の安全対策と併せて穏やかな一年を目指しましょう。 (出典: 厄除け と は(Yahoo!ニュース))